例会・事業報告

10月例会「誰かのために今から始めよう!」第1部の開催報告です

2020/10/30例会・事業報告

一般社団法人 田原青年会議所 2020年度 創立50周年記念事業 10月例会「誰かのために今から始めよう!」の第1部を2020年10月29日にwebセミナーの形で開催しました。

「相手を思う心が、君を、周りを、まちを変える!」というテーマで、元日本代表サッカー選手であり現役プロサッカー選手の頃から災害支援や医療支援などを行われてきた巻 誠一郎 氏をお招きし、COVID-19の影響も鑑みてwebツール(Zoom ウェビナー)を使用したwebセミナーを開催しました。

 

 

オープニング動画では巻氏のサッカー選手時代のかっこいいゴールシーンや、ボランティアでの活動シーンなどが流れました。オープニングの動画に続き、巻氏が登場。話の始めは「熊本震災」の経験から。被災地にて希望があったとはいえ不謹慎かもしれないと考えながら行った被災地の子ども達とのサッカー。そこではサッカーボールを通して「笑顔の繋がり」ができました。その経験が「プロサッカー選手の価値」、「プロサッカー選手は周りの人に何ができるのか?」を考えるきっかけになったとの事です。また災害では「まさか自分が!?」となります。その際に、誰かが何とかしてくれる・・ではなく歯を食いしばって自分で何かできないかを探せるかが大事になります。それらの考えから巻氏のとられた行動の結果が「NPO法人ユアアクション」の設立です。

<ユアアクション>まずはやってみる!ACTION!から成長が始まる! 挑戦する気持ちと、失敗を恐れない気持ちを育むため、アスリートと子供達のふれあいを通して、アスリートの姿勢や考え方を子供達に伝えたい!
お互いに成長しあい、夢を持ち輝く人間を育みたい。そのために、一人ひとりができることを。

講演にて巻氏は自身が大事にしている4つの目標を話されました。これはサッカーを通して実践知として巻氏が学んだことを言語化したものをギュッとまとめられた行動目標でした。
今回のテーマ「相手を思う心が、君を、周りを、まちを変える!」につながるところを抜粋すると
・「人がやりたくないことを率先して行うことが夢に近づく方法の1つとなる」
 誰かのために一生懸命することが自分に優しさとなって返ってくる
・「誰かのために行う行動のためには自分が学び成長し一回り大きくなることが大事」
 夢を持って、自分がしっかりと目標を持って達成を目指すことが回り回って誰かのためになる

 そのためには自分と向き合うことが大事

というものでした。

参加いただきました皆さま、ありがとうございました。上記とはまた違った学びもあったかもしれませんが、今後の皆さまの行動が少しでも「自分と向き合い」、「誰かを思う心」となり、周りにも広がっていくと幸いです。

最後の質疑応答まで、時に場を和ます言葉を入れながら真摯に応えていただきました巻 誠一郎 氏に大変感謝しております。これからの巻氏の一層のご活躍をお祈り申し上げます。

 

第2部では今回のセミナーの学びから、身近にできる「誰か」のことを考えた行動を我々(一社)田原青年会議所メンバーが実践していきます。

例会の閉会セレモニーにて

   

主宰者挨拶: 理事長 河合真樹くん         例会担当委員長:磯田愉くん

 

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