8月例会 第33回ちびっこ道場 ウォーターバルーンストライク ~真夏の空に友情コンボ~
8月27日(土)28日(日)の2日間、市内の伊良湖休暇村にて8月例会 第33回ちびっこ道場 ウォーターバルーンストライク ~真夏の空に友情コンボ~ が開催されました。
今回の事業では田原市内の小学3~6年生120名を対象に、1泊2日のキャンプを行いました。参加する子供たちにとって、この2日間は楽しいことだけではなく、様々な苦労や困難がありました。しかし、参加した仲間達と協力し、助け合うことで感謝の気持ちを持ち、人を思いやる心を育むことができました。
昔々、世界で一番繁栄したといわれる王国がこの伊良湖休暇村にありました。その名は「ダラー王国」。今では小さな王国となってしまったダラー王国、今回参加した子供達は、このダラー王国の中で2日間を過ごすことになります。
ダラー王国のダラー王子に入国許可をもらった子供達。まず最初に行うのはチーム会議です。120名の子供達は10チームに分かれてこの2日間を過ごします。チーム会議では子供達がチーム名を決め、チームの旗を作ります。初対面の子ども同士、最初は緊張してなかなか話すことができません。
竹を組んでつくるダラー王国の伝統的な民家「スタードーム」。各チーム力を合わせて2棟のスタードームを作ります。長くて重たい竹を、頑張って組み上げます。
子供達は渡された地図を手にし、チーム毎にダラー王国の中を探検します。チームで知恵を出し合いながら地図に示された場所を目指します。そして、ダラー王国内の各地域で伝統のウォーターバルーンを使った遊びに挑戦します。ウォーターバルーンキャッチやストラックアウトなどの遊びをマスターした子供達は、夕食作りに必要な薪や食材などを受け取ることができます。
チームで協力しゲットした道具や食材。これを使って夕食作りが始まります。
できたのはダラー王国名物のダラーカレー。みんなで食べる夕食は格別で、思わず笑顔がこぼれます。食べた後は感謝の気持ちを持って、自分達でしっかりと後片付けをします。
ダラー王国の方たちが、子供達をキャンプファイヤーでおもてなしします。一日を振り返り、感謝の気持ちを持つことや、仲間と助け合うことの大切さを実感する子供達。
夜になっても元気いっぱいで就寝準備をする子供達。初めて会った仲間達と初めての場所での宿泊はワクワクドキドキです。2日目にはダラー王国最大のお祭り「ウォーターバルーンフェスティバル」が開催されます。
朝を迎え、着替えを済ませた子供達はダラー王子と一緒にみんなでラジオ体操をします。朝ごはんを食べた後は、みんなでダラー王国の掃除をします。
ウォーターバルーンフェスティバルの開催に向け、子供達はその準備を行います。昨日組み立てたスタードームの骨組みをチーム一丸となってフェスティバル会場まで運び、シートを張ります。寝食を共にした仲間同士、息はぴったりです。
いよいよウォーターバルーンフェスティバル本番!
いチーム対抗で行うウォーターバルーンストライク。相手チームの選手にウォーターバルーンを当て、当てられた選手はコートの外に出ます。制限時間内に相手を多く当てるか、相手陣地にある旗を取ったチームの勝ちとなります。
協力し助け合いながら2日間を過ごした仲間同士、どのチームも結束力は抜群です。
最後はダラー王子が挨拶をして、楽しかったウォーターバルーンフェスティバルも閉会を迎えます。
と、思いきや・・・
ダラー王子の背後に不審な影が!!
なんと、グワハ大王ひきいる悪の組織がフェスティバル会場に侵入してダラー王子を拘束したのです。子供達は大好きなダラー王国のダラー王子を助けるため、力を合わせて悪の組織に挑みます。
大量のウォーターバルーンを投げて敵を倒します。
高所作業車で逃げるグワハ大王を倒し、遂にダラー王子を助け出すことに成功した子供達。無事にウォーターバルーンフェスティバルを終えることができました。
ウォーターバルーンフェスティバルで使われた、1万個を超えるウォーターバルーン。
最後まで、みんなで力を合わせて拾います。
ダラー王国で過ごした2日間も大詰めとなり、最後はチーム毎に反省会を行います。
2日間で楽しかったこと、大変だったこと、色んな経験を通して、子供達は仲間達と協力し助け合うことで感謝の気持ちを持ち、人を思いやる心を育んで大きく成長することができました。